FPに相談するケースは色々なパターンがありますが、いずれにしても明確な答えを知るというより、答えを出すための方法や、そこにいたる考え方などを確認するという意識で利用することが多いと思います。
また、自分の考えがおかしくないかどうかや、金融機関などから進められているプランが自分に合っているかどうかを確認するためということもあるでしょう。
その際、FP自身が商品販売を手がけているかどうかは必ずチェックしましょう。商品を扱っているということ自体には何も問題ありませんが、そのあたりをちゃんと開示しているかどうかが大事ですね。
そして、実際に相談をする場合に大切なのは、そのFPの専門分野や過去の職歴などをしっかりと確認することが大事。
FP相談は、答えがないことが多いわけですから、考え方とか価値観が自分に近い人かどうかは大切な要素です。
そういう意味で、相談をしようとしているFPが、ブログやメルマガなどで自分自身の考えを書いているのなら、必ず事前にチェックしておくべきですし、セミナーなどで話を聞く機会があればなおよいと思います。
相談業務を行っているFPは、日本FP協会のホームページにある会員検索などを 利用することで知ることができますし、オールアバウトなどのように、顔を出して相談への回答をしている人から探すのもよいでしょう。
なお、相談にかかる料金は「初回無料」というケースも多いですが、多くの場合「1時間あたり5,000円～10,000円前後」と考えておけばいいと思います。
FPスクールでは、多くの人に対して「自分自身がFP知識を身につけてもらうこと」を目指していますが、たとえ自分がFP知識を身につけたとしても、やはり客観的なアドバイスが必要な場面は多いもの。
上手に相談を利用してみてください。
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