FP(ファイナンシャルプランナー)講座/FP資格の歴史

FPという概念は、1930年代のアメリカで、保険外交員が自社の商品を売るために活用したのが始まりだといわれています。
その後、1960年代から1970年代にかけて、業界団体が整備されるなどすることでFP制度が確立していったようです。

日本では、1986年-1987年にかけて、ファイナンシャル・プランナー(FP)の民間資格を認定する任意団体が相次いで設立されました。AFPやCFPの資格を認定している日本FP協会(現在の「特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会」の前身組織)は1987年11月に設立されています。

また、FP技能士の試験実施団体である、社団法人金融財政事情研究会は1988年FPセンターを設立し「金融渉外技能審査」を実施しています。

その後、国際資格であるCFP(Certified Financial Planner)の試験が1993年に開始され、当時の金融に対する関心の高まりとともに1990年代後半にかけて資格取得者が急増していきました。
そして、1990年代後半から2000年にかけての金融危機などを背景に、2002年には国家検定である技能検定にファイナンシャル・プランニング職種が追加され、国家資格としての「ファイナンシャル・プランニング技能士(FP技能士)」が誕生いたしました。
現在、FP資格としては、日本FP協会が認定する普通資格の「AFP(Affiliated Financial Planner)」上級資格の「CFP」、そして厚生労働省が認定する「FP技能士」の1級~3級があります。

資格が導入されてから20年以上経過したわけで、今後はビジネスとしてFPがどのように広がっていくかに注目していきたいですね。

 

FPリンク1(広告)

 


FP辞典

FPって?

FPの勉強法

FP3級の出題科目って?

FPのお仕事とは?

FPの雑学コーナー!