FP(ファイナンシャルプランナー)講座/大学の勉強とFPの勉強

最近では、大学の中でFP講座が開講されているケースも増えています。
多くの人は、金融機関を中心に就職の際に少しでも役に立てば、という気持ちなのかもしれませんが、社会人になる前に身につけておく知識としてFPは最適ですから、この傾向自体はとても歓迎すべきものだと思っています。

さて、このFPの学習が大学の勉強とどう関係するかという話ですが、ひとことで言ってしまえば、直接的な関係はありません。つまりFPを学習するのに学部を気にする必要はまったくなく、どの学部でもスムーズに学習に入ることができるということです。
もちろん、仕事上でFP資格を必要とする業種が、銀行や証券、保険といった金融機関中心である以上、将来の就職希望先がこの分野であれば、学生時代に資格を取得しておくことは大事と言えそうです。
「資格を持っているから就職に有利」ということほどではないようですが・・。

その一方、FPで学んだ基礎知識によって、大学の講義が理解しやすくなるというメリットはあると思います。(あまり専門的な課目は別ですけど・・) FPを学習することで得られる基礎的なお金の教養は、様々なシーンで役に立つことが多く、これは勉強をされた多くの方が実感することでもあります。

また、FPでは、金融から不動産、保険、税金、相続など、幅広い分野を学習していきますから、卒業後の自分自身の進路=将来の仕事について、どういった分野に興味があるかを発見するいい機会にもなります。
「何に興味があるか絞りきれない」という状態で、とりあえずFPの学習を始め、その中で学んだ税金に興味をもったので税理士を目指す、というケースもあったりします。

さらにいえば、直接仕事に活かせなかったとしても、自分自身の将来設計、つまり自分の生活のために役立てることができますから、少し表現はおかしいかもしれませんが、ハズレがない学習なのではないでしょうか。

 

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