何をおいても、自分自身の役に立つということが一番だと思いますが、多くの人がかかわる生活に関連するお金の知識ですから、それがそのまま身近な人の役に立つことができます。
つまり、仕事以前に周りの人に役立てることが多いというわけですが、この「人のお役に立つ」「人の不安を解消できる、和らげることができる」という面が一番のやりがいだと思います。
ですから、プライベートで普段から人の相談を受けることが多い人にぴったりの仕事です。 もちろん、いいことばかりでないのは、どんな仕事でも一緒だと思いますが、基本的にFPがかかわる相談は「将来に向けた前向きな話」が多いので、あまりストレスを抱え込むことがないという面もあります。
ただ、最近では「生活が厳しい・・」というご相談や、貸金業法の改正にからむ多重債務の問題を抱えている方からのご相談、離婚関連の問題や親の介護問題など、すぐには解決策が見出せない深刻な相談が増えている面もあります。
ちなみに、トラブルが絡んでいたり、法的な対応が必要になれば、弁護士さんなどの専門家にお任せしないといけませんが、そういった各方面の専門家と協働して業務を行えることも、FP業務のやりがいといえるかもしれません。
実際、学習内容を見てもお分かりいただけるとおり、FPが学ぶ分野は多岐にわたりますから、実務の中でも様々なことに関われます。
他の専門職の方と一緒に仕事をすることで経験も積めるし、何よりも新たな情報に触れる機会が非常に多いので、飽きないですね。
そういう意味では「何にでも首を突っ込むタイプの人」にも向いている仕事だと思います。
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